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2014年7月

2014年7月31日 (木)

脱水症状について

夏も真っさかりになってきました。プールにキャンプなど外出の機会もかなり増えてきているのではないでしょうか?逆に暑過ぎて家に籠るのもありかなと考えています。

気温もどんどん上がって脱水症状になりやすい環境にあります。屋内であっても脱水症状になることもあります。屋内が涼しいから大丈夫というわけではありません。

 

脱水症状にならないために多くの水分を飲む方も多いと思われますが、水分補給だけでは十分とは言えません。

水分を補給すると体内の塩分も水分によって濃度が薄くなります。汗によって塩分の薄まった汗が体外に排出されます。この時点で体内の塩分はかなり薄くなっています。更に水分を補給するとまたまた塩分濃度は薄くなっていきます。この塩分の不足によって脱水症状はおきます。

 

ここで重要なのは水分だけの摂取では塩分が不足してしまうと言うことです。塩分不足を解消するために塩をなめると言った根本的な解決策もありますが、最近では塩飴なども多く売られています。他にも水分としてスポーツドリンク等にも塩分が含まれているものも多いですね。

 

ここまで書くと水分を取るたびに塩分もとらないといけないのかと思われますが、毎日の食生活をしっかりしていればほぼ塩分不足にもなりませんし、脱水症状にもかかりにくいと言われています。

水分補給時に塩分を取るのは緊急対策と言ったところで、日頃からしっかり食べておけば充分塩分は足りるので、食生活改善が脱水症状の回避につながるといえます。夏バテでなかなか食べる気がおきないかもしれませんが、しっかり食べて体力をつけ夏を乗り切りましょう!


                         防災士 阪口

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2014年7月19日 (土)

ペースメーカーに関して

防災とは少し違う部類に見えるかもしれませんが、救命講習などでもその話題に触れることがあるので書いてみることにします。

ペースメーカーとは心筋に電気刺激を与えることにより心臓に必要な収縮を発生させる医療機器です。このペースメーカーの知識に関してまだまだ誤った知識を持っている人が多いこと多いこと。ペースメーカーを付けている人のほうが間違った知識を持ったままであることの方が多いように感じます。

先日、地下鉄に乗っていた時に優先座席近くでかなり大声をあげている男性がいました。「心臓が悪くてペースメーカーをしているから携帯の電源を切れ」と、この内容に関してあなたはどう思いますか?ペースメーカーに影響があってはいけないので電源を切りますか?

ここが間違った知識のポイントです。携帯電話の電波ではペースメーカー影響ありません。総務省からもそう通達が出されていますが、知っている人はまだまだ少ないようです。

今現在では公共交通機関などのアナウンスや広告でもペースメーカーとはどこにも表記されていないと思います。マナーという観点から携帯電話の使用を制限する事はあってもペースメーカーを理由にすることはありません。

考えてみるとわかりますが、携帯電話の電波ぐらいで影響してしまうのであれば、ペースメーカーを使用している人は街中には行けませんよね。携帯電話があろうとなかろうと基地局から電波を出しているのでどこにいてもいっしょなんですけどね。

 

ここで私が問題だと思っていることは上記の男性は電車内で大声で喚き散らしており、混雑しているにもかかわらず男性の周囲には誰も近寄らず、椅子にも誰も座らない状態でした。自ら孤立した状態を作り出してしまうと、何かあった場合の対処がかなり遅れると考えられます。下手すると誰も対処してくれない可能性もあります。

 

ペースメーカーを付けているのを周囲に伝えるのはいいですが、迷惑な伝え方、間違った知識を振り回して伝えるのはやめましょう。

 

ちなみに、ペースメーカーを付けていてもAEDを使えたりします。少しAEDのパッドの位置をずらさないといけないですが、使用可能なのです。「ぺースメーカーが壊れるかも」という懸念よりも除細動の方を優先するようにしましょう。

                       防災士 阪口

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