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2014年6月

2014年6月30日 (月)

夏の防災用品として必要なもの

この記事を書いている時点ではまだ梅雨は明けていませんが、今年も暑い夏になりそうな感じがします。季節毎に書いていることですが、季節によって防災の備蓄は変わっていくものなのでチェックするようにしましょう。

この季節、夏に必要な備蓄用品としてまず思い浮かぶのが水ですね。避難生活になると水不足は深刻になります。飲料水だけではなくトイレなどに使う水も必要になるからです。気温のせいもあり熱中症にもなりやすいので水の確保は重要な課題となります。食料に関して言えば、多少食べるものがなくてもなんとかなるものです。また避難生活で食料品が足りなくて餓死したなんて例は日本ではほぼないのではないでしょうか。東日本大震災では餓死した例はほとんど乳児等の赤ん坊に多かったそうです。食らべれるものが違いますからお子さんがいる家庭では乳幼児用の非常食を確保しておくのも大切だと思います。

次に必要性の高いものは衣類です。下着などの肌着は必要性が高いですね。汗を多くかく季節なので肌着の替えが必要になってきます。皮膚病なども心配ですが、汚れたままの服を着続けることの不快感によるストレスも大きな障害になると言えます。これに関連して備蓄に入れておくといいものは汗拭きシートや臭い消しスプレー等が挙げられます。

 

もうひとつ熱中症に対策やストレス対策として飴玉を入れておくのもいいかもしれませんね。熱中症対策用の飴なんかも最近では売っていますので手に入りやすいですね。

 

最低でも夏・冬前には防災備蓄・グッズのチェックと入れ替えを行いましょう。

 

                          防災士 阪口

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2014年6月15日 (日)

雷に注意!

 梅雨の季節になり、雨、雷と多い時期になってきました。最近の傾向として09年の約34万回に対して12年は約113万回と年間の落雷の数も増加傾向にあり、これに比例して事故も増えています。2012年に野外コンサート会場での落雷事故により亡くなられた方がいるというのも覚えている方もいるのではないでしょうか。

 落雷の対策を皆さんいくつか知っていると思います。「木の下に避難する」「ゴム長靴などのゴム製品を身につける」「車の中なら絶対安全」など聞いたことある人も多いのではないでしょうか? どれも本当は安全ではなく危険な場合もあることを知っておいた方がよいでしょう。

高い木に雷が落ちやすいというのは事実ですが、木の下に避難すれば安全と言うことではありません。木に落雷した場合、木を伝って電気が流れる「側撃雷」によって木の近くにいる人に電気が流れ感電してしまいます。「車の中」も同じ現象に落ちることがあるので、絶対安全とは言えません。これは木造の家屋にも言えることでもあります。公園などの外出先の場合、休憩所として設置されている小屋(あずまや)なんかも落雷すると側撃雷が起こる可能性が高いので注意が必要です。

絶縁体のゴム製品で身を固めるのも実はあまり効果はありません。絶縁体と言っても限度がありどんな大きな電圧でも大丈夫というわけではありません。雷に至っては大きいもので10億ボルトを超えるものになります。小さいものでも300万ボルトあったりするようです。そこまでの電圧に耐えれる絶縁体のゴム製品はさすがにありませんね。

また、「雷は同じ場所に落ちない」などと言われることもあるそうですが、それは真っ赤なウソです。同じところに何度も落ちることはあります。アメリカのエンパイアステートビルは一晩で3回も落雷があった映像もあります。基本的には落ちやすいところには原因が取り除かれない限り何度も落ちる可能性はあります。同じところに落ちないというのは迷信ですね。

 では、どうやって落雷から身を守ればよいのでしょうか。もし雷の発生が予測できる場合は、予め避難できる場所を確保しておくことが重要になります。また雷の音がまだ大丈夫という考えも危険です。音が聞こえる範囲と言うのは落雷範囲に入っているので速やかに退避しましょう。上記したように高い木に落雷しやすいので高い木から離れるのも重要になります。鉄筋コンクリート製の建物であれば安全性は高くなります。周囲に安全な建物がない場合は木などから24mほど離れた位置で少しでも低い場所を探して身を屈め、地面に接触する部分は小さくするようにしましょう。木などから離れるのは側撃雷による感電を防ぐためです。

 雷に撃たれる確率はかなり低いですが、0ではないので対策を怠らないようにしましょう。

                           防災士 阪口

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