普通救命講習
みなさんは普通救命講習をいつ受けましたか?
車の免許を持っている人なら免許取得時に講習があるのでその時が最後という人も多いかもしれません。または職場などで義務付けているところもあるかもしれません。それ以外、個人で講習を受ける人はなかなかいないのではないでしょうか?
普通救命講習とは、わかりやすく言うと心肺蘇生法やAEDの使い方、救急車の呼び方、人が倒れていた時の救助の方法などの講習です。講習する組織によって多少の違いがある場合もありますが、だいたい内容は同じだと思います。
講習を行っているのは消防署が一般的ですね。他にも日本赤十字社の「赤十字救急法基礎講習」というのもあり、これが普通救命講習相当にあたります。ちなみに私は両方持ってたりします。
この講習は1度受ければいいというものではありません。2年に1度、毎年でも本当はいいかなと思っています。その理由として、救命技術も日夜進歩しているというのをわかってもらうのが一番かもしれませんね。
昔、講習を受けられた人なら心肺蘇生法の胸骨圧迫なんかは圧迫回数に対する人口呼吸の回数も違ったのではないでしょうか。今では胸骨圧迫が優先で人口呼吸の優先度は下がっています。これは医学的な根拠に基づいたものになっており、医学技術が進歩すれば救命技術も進歩していると考えるのがいいでしょう。
AEDが2004年から一般に使えるようになっているので10年以上前に講習を受けた人はAEDの講習はなかったのではないでしょうか。
年々進歩する事により救命できる可能性も高くなっていると思います。常に最善の救命ができるよに2年に1度は講習を受けるようにしましょう。
防災士 阪口
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