2017年6月18日 (日)

今年も暑い夏

全国で梅雨に入りましたが、西の方面では雨の気配がなく、取水制限がかかっている地域もあると聞いています。一方、関東のほうでは雹が降ったり、竜巻の発生が多発するなどの異常気象が確認されています。6月後半には西でも雨が降り始めるそうですが、今年も水不足で悩まされそうですね。

 

梅雨が明けると暑さも増してきます。今年は猛暑だと言われているそうなので、今年も熱中症にならないように気をつけていきたいと思います。

 

熱中症対策について毎年注意喚起を行っていますが、1年経つと結構忘れているものです。簡単なこととして、水分の補給をこまめに行う事。水分補給の際に少しでいいので塩分を摂ること。できるだけ涼しい環境に身を置くこと。この3つを守るだけでもかなり熱中症は防ぐことが出来ると思います。

 

もし熱中症になったら? 水分を摂る。一般的にスポーツドリンクなどが良いとされています。涼しいところで身体を冷やす。身体を濡らして扇風機の風にあてると身体の温度が下がりやすいです。冷やし過ぎても身体に悪いので注意しましょう。ここまでの対処は熱中症の初期の症状の場合有効です。

 

これ以外の症状が出た場合。頭痛がする・吐き気がする・眩暈が酷くて立っていられない等の症状が出たら救急車を呼び病院に行くようにしましょう。迷った場合でも119番に電話をし、状況を伝え対処方法を聞きましょう。熱中症も重篤になると命を失う危険性があります。毎年何人もの人が熱中症で亡くなられていることを忘れないようにして下さい。

 

簡単な予防で命が助かるなら安いものですよね。


                   防災士 阪口

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月15日 (土)

3/12 仙台防災未来フォーラム2017(後半)

後半は仙台の町内会の防災に関連する取り組みについての報告等がありました。町内会とはいえ1000人近く住んでいる地域での防災訓練や地域の繋がり方などとても参考になることばかりでした。

中でも、町内のすべての人の名簿の作成されていること。性別年齢家族構成などの個人情報だらけの物ではありますが、町内会の人は誰ひとり作ることに否定的な人はいなかったようです。詳細な名簿があることで、災害時に要救助者を発見しやすく、どのような救助が必要かなどの対応も迅速に正確に行うことが出来ます。

地域の繋がりということでは、町内会での催しの多さや、ほぼ全員参加の防災訓練や運動会など町内会一丸となって何かを行う大切さを感じました。昨今は隣近所との繋がりまで希薄な中、ここまで地域のつながりを持てるのは大変大きなことだと思います。

大きな町ではなかなか実現しにくいことかもしれませんが、どの町にも可能性としては行える規模だと考えられます。

他にも自助・共助・公助の3つ以外に他助を掲げる町内会もありました。災害時は町内の被災を最小限にし、他の地域や自治体を助けに行くというもの。なかなか他のところを助けに行くことまで視野に入れて町内会の防災を計画しているところはないと思います。町内会で被災地救助にも行っている等、実績もあるのがまたすごいところ。見習いたいと思いますね。

 

仙台防災未来フォーラムに参加する事によって、被災地だからできたこと、考えだせたこと、実施できたこと、これからの考え方等多くのことを持ち帰ることが出来たと思います。

201711月には仙台で世界防災会議(世界防災フォーラム())が行われる予定で、もしいけるのであればまた参加し、多くの情報を得たいものです。

                               防災士 阪口

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月16日 (木)

仙台未来防災フォーラム2017(前編)

先日、仙台防災未来フォーラムに行ってきました。会場は仙台国際センターで10001800までと丸一日ありました。

私は朝一番のシンポジウム「インクルーシブ防災をめざした地域づくり」とお昼からの「“地域のきずな”が生きる防災まちづくり~仙台市の事例から学ぶ~」に参加してきました。

 

インクルーシブ防災~では様々なデータや防災、法律専門の大学教授や仙台市の課長などの話を聞くことができました。結論から言うと障害者一人ひとりの当事者力を高めることが防災に繋がるという感じのお話でした。障害当事者が防災についてもっと知識を持つ事により、災害時の対応などしやすい環境づくりをしていこうという事でしたが、シンポジウム参加の障害当事者さんの意見としては「当事者力を高めるのにも限度がある。知的障害のあるものはどうすればよいのか」と私自身も疑問に思っていたところを意見として出していました。

その答えとして、以前私のほうで行った講演と同じ結論に進んだのにはびっくりしました。「地域とのつながりによって当事者力を高める」地域の、近隣の人に知ってもらうことが防災に繋がる。私が2年前に至った答と似たものになったことは、私の考えがそう間違っていなかったと思えるので嬉しいような気分になりました。

 

また最後ほうに、避難施設の管理者()と思われる人の発言に最初は驚かされました。

「インクルーシブなんておかしい、全部障害者目線で作っていけばいい。自分達も年老いて障害者になる。そう考えると最初から障害者目線で作っても何の問題もない」

最初の発言で驚きましたが、その後の発言で驚いたというか、固定観念をはがされた感じがしました。簡単に言うと、全部バリアフリーにしてしまえと。そうすれば健常者でも障害者でもどちらも使える。健常者も障害者になりうるのだから最初から障害者目線で作れば問題ないのではないかと。非常に面白い意見で、このシンポジウムの話を全部持って行ってしまったような感じがしました。とても興味深いシンポジウムでした。

                                 ~後篇に続く

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月16日 (木)

火災の原因について

 

冬の乾燥した空気のせいで火災が起きやすくなっています。昨年末には新潟で大規模な火災がありました。風向きなどの影響で思った以上の火災になったのは色々驚かされた覚えがあります。

 

火災の原因を知っておくことで火災が起こるのを予防する事が出来ます。火災の原因の1位と2位は「放火」と「放火の疑い」となっています。

放火されないようにする方法として、家の周りに燃えやすいものを放置しないこと。ゴミを前日の夜から出すのも放火される物になりやすいです。放火に関しては基本的には防犯対策と同じものになっていくと思います。

 

家庭内で起こりやすい火災としては暖房器具の取扱いによる火災、調理中の火災、タバコによる火災、電気設備の漏電など結構原因の種類は多いです。

 

暖房器具だと、ヒーターやストーブで衣類などを乾かして、そのまま放置して出火などのボヤ騒ぎはわりと多い方ではないでしょうか。取り扱いをしっかりしていれば起こらない火災なので注意しておきましょう。

 

調理中の火災といえばてんぷら油火災がほとんどですが、他にも引火しやすい素材の衣服で調理をしていて服の袖や裾から引火という事例もよく聞きます。油を加熱したまま放置して火災というのも多いですね。新潟の大規模火災もこれが原因だったと思います。

調理中、火をかけているときに離れないのが基本的な火災予防になります。他にも台所での火災原因として、プロの料理人の真似をしてフランベを行い失敗してボヤを起こす人もいるようです。できない事はしないようにしましょう。

 

タバコに関してはよく聞くと思いますが、寝タバコなんかは絶対にやめてほしいですね。布団は燃えやすい素材の一つです。そこに火がつくと思った以上に燃え広がります。寝タバコ以外でもタバコのポイ捨ても火災の原因になりますので注意して下さい。

私の経験ですが、登山中にタバコをポイ捨てしている人を見たことがあります。山火事の原因になりますので絶対にしないようにして下さい。

 

電気設備に関しては定期的に点検するのが一番ですね。あとはコンセントまわりは出火の原因になりやすいのでホコリが溜らないようにしたり、たこ足配線にならないようにするなど気を付けれる事はわりと多いです。

 

少しの注意で防げる火災も多いという事を知っていてもらえればよいと思います。


                   防災士 阪口

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年1月28日 (土)

普通救命講習

先日、サポネスタッフ向けに普通救命講習を行いました。一気に集まれないので計4回の講習になりました。参加人数は24名。

 

3年前にも行っているのですが、昨年(2016)9月にガイドラインが2011から2015に更新され、講習内容も少し変化があったので最新の救命講習となりました。

ガイドラインは出されてから約1年後に消防署などに配布されるのでガイドライン2015が現在の最新になります。

ガイドラインは約5年に一度見直されるようになっています。前回のガイドラインが2011なのは東日本大震災の影響で少しずれた影響だといわれています。

 

ガイドラインの更新の理由として、日々進歩している医療を救急の現場でも採用し、救命率を上げるためです。『かなり前だけど救命講習を受けたから大丈夫!』という人でも、改めて講習を受けてみると内容が変わっている事に驚かれるかもしれません。

 

サポネでは3年前にも行いましたが、内容等を結構忘れていたり、間違って覚えている人が何名かおられました。毎日使う知識や技術ではないのでどうしても忘れてしまうと思います。忘れてしまったままにしないためにも大体2年に1度ぐらいに割合で受講することをおすすめしています。

 

また2月も講習を行う予定をしています。3時間講習で話し続けるのは大変ですが、それにより助かる命があるかもしれないと考えると、大して大変ではないように思えてきます。人の生活も、命も支えていける。そんな事業所になる事を目指してこれからも講習を続けていけたらと考えています。

 

皆さんも最新のガイドラインで受講してはいかがでしょうか。


                   防災士 阪口


お詫び・更新日設定ミスで記事が少しの間更新されていませんでした。更新予定の記事はまた別の機会に掲載させていただきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年11月17日 (木)

寒い時期に必要な防災用品①

もう日が落ちてから寒さが増してきました。もう冬ですね。そんな寒い冬に必要な物を書いていこうと思います。

 

寒さ対策として簡単で手軽に風雨を防げるものとして、アルミシートまたはアルミブランケットがあります。風を通さないだけでかなり体温保持ができます。防災用として売っているものもかなりあり、コンパクトな物が多く使い勝手もいいですね。

市販の価格も高いものでも1000円しません。安ければ100円均一の店でも購入できます。安い物の場合破れやすかったりするものもあるかもしれないので複数個買っておくとよいかもしれません。

販売元により名前が異なるので見つけにくいかもしれません。サバイバルシートやレスキューシートなんて名前のものも有りますが内容ほぼ同じです。

 

選ぶ目安として、できれば全身覆えるもの選ぶと避難先での生活が少しマシになるかもしれません。この時期、寒いのは堪えます。手軽に求められるアルミシートは防災用品としてだけではなく、普段使うカバンに一つ入れておいても損はないと思います。コンパクトと書いたとおりパッケージサイズも10cm×10cm、厚さも2cm程度と小さなカバンにも入るサイズです。是非とも常備しておきたい物ですね。


                                                         防災士 阪口

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年10月30日 (日)

地震の起きやすい季節?

この記事は1015日に作成した物で、1021日に発生した鳥取中部地震のデータは反映されていません。ご了承ください。

 

ここ30年間ぐらいの統計で見ると日本の地震の多くは冬の季節が多いと言われていたりします。しかし、もっとさかのぼって日本の歴史上観測できている地震を統計に組み込むとほぼどの季節も同じぐらいの数値になるとも言われています。

地震と季節の関係性は色々な人が研究していますが、まだはっきりとした答えが出ていないのが現状ではないかと思います。個人的な推論として、気温や気圧なども関係しているのではないかと思っています。1990年1月1日から2016年8月31日までの間に震度1以上の地震は日本列島では71,654回起こっているそうです。ほぼ毎日どこかで揺れているようです。最大深度カレンダーというものがありそれを見ても毎日どこかで揺れているのは明白です。

この全ての地震の震度・震源・震源の深さ・気温・気圧などを調査すればもしかしたら地震のメカニズムを解明できるかもしれません…徒労に終わる可能性も大いにありますが・・・。他にも重要なファクターがあるかもしれません。

こういう地震の発生のメカニズムを研究すればするほどいつ発生するかの予測が難しい気がします。南海トラフ地震の発生は予測されていますが期間の範囲も広く、予想発生確率は高いですがどうしても100%にはなりません。

地震のメカニズムはまだまだ解明されていないこと多いです。いつ発生するかわかりません。もしかしたら今すぐ大地震発生する可能性もあります。いつ発生するか分からないからこそ、地震に対する防災対策は常に取っていって損はないと考えます。そのときに生き延びるために、今一度自分の防災を見直してみてはいかがでしょうか。


                          防災士 阪口

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年10月16日 (日)

台風の知識②

前回に引き続き台風に関することを書いていこうと思います。そろそろ台風の数も減ってきているのではないでしょうか。台風は平均して年に20個前後発生しています。

台風は11日から発生した順番に番号がつけられます。冬の間でも発生しているというのはわりと知られていないかもしれませんね。

台風の命名についてですが、各国の政府組織である台風委員会(日本を含む14カ国加盟)があらかじめ用意した140の名前から順番につけていっています。範囲としては北大西洋または南シナ海で発生した台風になります。各国10個ずつ名前を出しているので聞き慣れない名前の台風もあると思います。140個の名前を使い終わるとまた1番目からとなります。

ちなみに加盟14カ国はカンボジア・中国・北朝鮮・香港・日本・ラオス・マカオ・マレーシア・ミクロネシア・フィリピン・韓国・タイ・アメリカ・ベトナムになります。

命名順も上記のようにカンボジアから始まりベトナムが最後になります。

 

命名の基準は特に決まっておらず、人の名前だったり、地名であったり神様の名前だったりと様々です。

この記事を書いている現在発生している台風22号の名前は「サリカー」カンボジアから提案された名前で意味は「さえずる鳥」だそうです。日本の提案の星座の名前と共通性はあるのですが、由来には共通性がない?様な感じです。

日本からは星座の名前。これだけ聞くと共通性ある名前じゃないかと思えるのですが、その星座の共通性?選定基準がいまいちよくわかりません。

日本の提案名「てんびん座」「やぎ座」ここまでだと黄道十二星座かな?と思えるのですが・・・。 続き「うさぎ座」「カジキ座」「かんむり座」「くじら座」「コップ座」「コンパス座」「トカゲ座」「ハト座」の合計10個になります。

順序も共通性も選定基準も謎仕様です。他の国のものも謎仕様なんですけどね。

興味のある方は気象庁のHPで探してみて下さい。


                        防災士 阪口

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年10月 8日 (土)

台風の知識①

更新ミスで1ヵ月ぶりとなってしまいました。すいません。

今回は台風の知識について。普段何気なく聞いている台風情報ですが、皆さんどこまで理解できているでしょうか?

よく聞く「大型の台風」とは基準は何なのでしょうか? 明確な基準を知らない人の方が多いのではないかと思います。 大きさの基準ですが、台風に伴う風速が15m/s(秒速15m)以上の領域の半径が500km以上800km以内のものが大型の台風となり、800km以上のものは超大型の台風となります。500km以下の場合は何もつかないですね。

 

 同じように台風の強さも考えてみましょう。

台風の大きさは最大風速によって変わってきます。33m/s以上、44m/sのものは「強い」と表記されます。これ以上は44m/s以上、54m/s未満のものは「非常に強い」。そして54m/s以上のものは「猛烈な」となります。

 

上記の事を踏まえて「大型で非常に強い台風」と気象情報があれば、風速15m/s以上の半径が500km以上800km以内の大きさで最大風速が44m/s以上54m/s以内のものとなります。

 

普段細かく気象情報を見ていてもここまでは皆さん考えてはいないのではないでしょうか。これを参考にして台風時の避難などの計画を立てれるようにしてもらえるとよいと思います。


                    防災士 阪口

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年9月 1日 (木)

遅い台風到来

ほんの少し暑さが和らいだ気がしますが、まだまだ暑い日は続くそうです。熱中症・脱水症状には十分気をつけましょう。

 

先日かなり変わった動きをした台風が日本に上陸し、多大な被害を残して行きました。年間2030前後の台風が発生するのですが、今年はまだ10と少ない状態です。似たような状況は1998年にもあり、その年は今年と同じく高温な日が多く秋には雨が多かったようです。さらには台風の上陸数も多かったようです(4回)。

 

1998年が台風上陸4回で多い方でしたが、今年は今の段階ですでに4回上陸となっており、今後の台風上陸による被害も増えるのではないかと思われます。

 

最近の台風は被害の大きくなるものが多く、降雨量、瞬間最大風速なども激しいものが増えています。台風の日、または暴風警報や大雨洪水警報等出ている場合は極力外出を控えるようにしてください。

 

今後の台風などの動向はできる限りチェックするように心がけておきましょう。食料の備蓄など買い置き等をして無理な外出をしなくてもいいようにして下さい。


                           防災士 阪口

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«先月の事件に鑑みる防犯など